このページの内容
  1. ナイフプリーツ
  2. ボックスプリーツ
  3. インバーテッドプリーツ
  4. プリーツの断面図
  5. 並べて比較
  6. 印のつけ方とたたみ方
  7. ひだ幅と深さの決め方
  8. よくある質問
すべてのひだが同じ向きにたたまれたナイフプリーツの布見本のイラスト

スタイル 1

ナイフプリーツ

すべてのひだを同じ向きにたたむプリーツで、重ねたナイフの刃のように見えることからこう呼ばれます。キルトやテニススカート、制服のスカートでおなじみ。方向性のあるきびきびとした揺れが出て、歩くときれいに動きます。

  • 折り方: ひだ 1 本につき山折り 1 本と谷折り 1 本。
  • 必要な布: 見えるひだ幅 P に深さ D の 2 倍を足した分。最大深さ(D = P)なら、仕上がりのウエストベルト幅の 3 倍になります。
  • 向いている布: ウールのスーツ地、ギャバジン、折り目がつきやすいポリエステル混。
平らな面ができたボックスプリーツの布見本のイラスト

スタイル 2

ボックスプリーツ

2 本のナイフプリーツを互いに反対向きにたたみ、表に平らな「箱」の面を残して、折り山を裏側で突き合わせます。ボックスプリーツはきちんとした左右対称の印象で、ウエストはもたつかずに裾にボリュームが出ます。

  • 折り方: 外向きの山折り 2 本と、裏側の谷折り 2 本。
  • 必要な布: ひだ 1 本につき、ナイフプリーツとまったく同じ P + 2D。
  • 向いている布: コットンツイル、デニム、リネン、クッションやバランスに使う厚手のインテリア生地。
ひだの内側に別布がのぞくインバーテッドプリーツの布見本のイラスト

スタイル 3

インバーテッドプリーツ

インバーテッドプリーツは、ボックスプリーツを裏返しただけのもの。2 本の折り山が服の表側の中央で突き合わさります。スカートやコートの後ろ中心の定番で、すっきり平らな見た目のまま、歩くためのゆとりを確保できます。

▲ 布の表(外側)ナイフすべて同じ向きに折るボックス外向きに折り、裏で突き合わせインバーテッド表で突き合わせる
ウエスト端を上から見たところ:重なりは同じで、折る向きだけが違います。

図解

プリーツの断面図

上端から見ると、どのスタイルもひだ 1 本につき布 3 枚分。表に見える面と、内側にたたまれた 2 枚です。変わるのは、それぞれの折り山の向きだけ。

だから、ひだ 1 本に必要な布は同じ P + 2D になります。

比較

並べて比較

最後の行は、ウエスト 28"、1 1/2" の最大深さのプリーツでプリーツ計算ツールが実際に出した結果です。

ナイフ・ボックス・インバーテッドプリーツの比較
項目ナイフボックスインバーテッド
折る向きすべて同じ向き中心から外へ中心に向かって
見た目軽やか、スポーティきちんと構築的平らで端正
ひだ 1 本の布P + 2DP + 2DP + 2D
ウエストの厚み均一折り山の裏に集中表側に集中
よく使う服キルト、テニススカートA ラインスカート、バランス後ろ中心のベンツ、コート
ウエスト 28"、1 1/2" プリーツ19 本 · 広げた幅 85 1⁄4"19 本 · 広げた幅 85 1⁄4"19 本 · 広げた幅 85 1⁄4"
0"1"2"3"4"5"6"7"8"9"10"11"12"13"14"MVMVMV最初の印は裁ち端から 2 1⁄8" · インチ
計算ツールが描く折り線:実線 = 山折り、破線 = 谷折り。

作り方

プリーツの印のつけ方とたたみ方

  1. 裾がまっすぐなら、先に裾を始末しておきます。
  2. プリーツ計算ツールから 原寸 1:1 の折り印スケールを印刷し、チャコや小さなノッチで折り線を布の上端と下端に写します。
  3. 山折り線(実線)を折り、対応する谷折り線(破線)に合わせます。
  4. 上下をまち針でとめ、湿らせた当て布をしてアイロンをかけ、ウエストに沿ってしつけをします。
  5. 縫う前に、たたんだ幅をウエストベルトと照らし合わせて確認します。
ハンガーにかかったチェックのプリーツスカートと薄手のカーテン、サイドテーブルにアイロンとプリーツ定規があるイラスト

サイズ

ひだ幅と深さの決め方

細めのひだ(1/2"〜1")は上品に、幅広のひだ(2" 以上)は大胆に見えます。浅いひだ(D が P より小さい)は布を節約でき、厚みも抑えられるので、厚手のウールに便利。チェック柄は、ひだ幅を柄の 1 リピートに合わせましょう。

くっきりした折り目より、やわらかなギャザーや流れるようなフレアが好みなら、ティアードスカート計算ツールで段を計画するか、サーキュラースカート計算ツールでパターンを計算してみてください。